結び手は、任意団体としては2018年から、そして法人としては2022年から活動をしております。その中で、多くの方に現場の事実を知っていただく必要性と価値を感じております。国内外の貧困ならびに教育・女性の状況にかかる課題や実態を既存のデータや各種調査結果のみならず、私たちの活動の中で得られた現場の実態などを取りまとめていき、支援者やご覧いただいている皆様にお届けできるよう努めてまいります。同時に個別の調査依頼を受け付けております。
我々は日々、現地での様々な支援を通じてミッションの達成に向け活動しています。そんな活動の対象になるのが貧困層と呼ばれる人たちです。
ただ、貧困層という呼称はわりと抽象的で、なかなかその実態については知られていないことも多いです。よくよく、貧困は連鎖が起こると言われていますが、その連鎖が起こる理由は根本の課題みたいなものも同様で、これらを少し個人的な思想も含めてご紹介したいと思います。
調査実績
1.ビハール州ガヤ地域におけるスマートフォンの使用状況
大手配信サービスを開発・展開する会社様の依頼で農村地域で実際にどのアプリをどの程度使用しているのかを調査。その後当該企業のサービスの試験導入を実施。さらに福岡同行のもとでの追調査を実施し、定量・定性ともに情報を把握し、営業戦略に活用。
2.ガヤおよびバンガロール近郊での生活実態調査
ソーシャルビジネスを展開する企業様の依頼で仕事、収入、支出、家族構成、教育水準などの基礎調査を実施。統計データとして表に出ていない情報の収集とその後の分析レポートの提供。データに基づいた戦略的な重点地域の・サービス決定のために活用。
3.グルガオンにおける通勤状況の調査
大学からの依頼にて都市部における富裕層・中間層・低所得層それぞれの通勤状況および不満、希望の調査を実施。各層の定義づけ、調査方法のコンサルテーションを実施し、調査企画からサポート。
実際に通勤に同行し、写真や動画をGoogleマップの位置情報とともに保存しつつヒアリングレポートを提供。
ほか女性の大学進学、生理用ナプキン市場、教育制度等の調査・レポートを実施
現地調査報告